Mrサマータイム~嗚呼なぜ夏の日?
roadpostにとって、ジョギングは無くてはならないもの。
快適な風を受け、心地よい汗を流す。
しかしこれがこの夏の場合、勝手が違っている。
ドライヤーの熱
風みたいな風を受け、ダラダラと不快な汗が堪らない。
ましてや、これが一流のアスリートならもっと不愉快さを感じているはずだ。
でも一流ならこその過酷な練習環境も経験してきたに違いないだろうし、
そんな環境でも克服して記録に臨んでいくだろう、、。
でも一流だからこそ記録を出すためにはより良い環境を望んでいるはずだ。
もうお金のためなら何でも押し黙る、、、、ていうのは辞めにしませんか?
政府も国家も国民もメディアも、、そしてアスリートも。
オリンピックをやりたいから、理不尽なことも押し黙る、、、
って誰が決めたんだ##!!
オリンピックのためにアスリートがあるんじゃない!
アスリートが集い正々堂々と平和裏に競技に立ち向かい、
お互いの健闘を称えあう。
これが本来のオリンピックの正義だったはずだ。
紛争や戦争、イザコザも休止し、アスリート達が集中できる環境を立ち上げた、、と聞いている。
それが現在ではアスリートの気持などそっちのけのただのお祭り騒ぎと化している始末。こんなことではアポロンの神々も涙していることだろう。
でもすべてを悟っているはずの肝心のアスリートまでが、その歪んだ風潮に同調しているのはなぜか??
それはやはり「お金」の問題だ。
一流と呼ばれて有名になって初めて食べていけるのがアスリートの現状。
でもそれもたまたまテレビ受けが良かったり、フェイスの良しあしだったり、
ほとんどタレント的しか世間は見てくれない。
でもそうしないと食べてはいけないのが現状。
そうして有名になってもてはやされても、それが続くのは長くはない。
多くのアスリートもそんな矛盾に苦しんでいるはず、、だけど声が出せない。
ともかく、トップアスリートに最高の結果を期待するなら、競技環境、季節、アクセス、治安などを完璧に選択するべきだ。
でも今やスポーツ界の最高峰のステージと目されるオリンピックの場は、
全ての面に亘ってお金が優先されるテイタラク。
あいおおしいの最大のパトロンさんは、
あえてアスリートが最も嫌う環境や季節を選ぶことに人間的な理不尽さは
微塵も感じないのだろうか?
それに黙認し更に輪をかけるようにアベボンボン政府はなんの思いつきか知らないが、
世にサマータイムという制度がある、これをオリンピック時に採用しよう、、
とつぶやいている。
これがアスリートを救済する制度なのだろうか?
この提案はあくまで今の酷暑の季節でのオリンピック開催を前提としていることに
その不可解さがある。
様々な事情を考慮したうえで、どうしてもこの季節で開催するしかない、、
というのなら、その苦肉の策の一つとして「サマータイム制度」を挙げたのなら意味は分かる。しかしどうもこのミスったサマータイム制度は世間の批判をかわすための狡猾で卑怯な提案だ。
昨今のメディアがとるべき姿勢は甚だしく精神的に脆弱で貧弱で、
世間の井戸端会議の類があえてメディア的になったようなものだ。
迷ディアはなぜアスリート第一に思慮し分析した上で、論評を進めないのだろうか?
そのうえでどうしてもサマータイム制度が避けて通れないのなら議論的に納得はできる。でもその第一の大切な分析を怠慢して、サマータイム制度そのものの分析からその先に論評を乱暴に進めようとしている。
メディアは本当に迷ディアそのものだ。
一大パトロンを当てにしなくても、別にオリンピックでなくても、
世界トップクラスの大会はどんなスポーツでもありえる。
もうすでにトップクラスのアスリートがオリンピックそのものに価値を置かなくなりつつある。
いずれどんな国家もオリンピック開催に重きを置かなくなり、
アスリートからも無視される時代がやってくるだろう、、
いやもうその気配は始まっている。